天白保護区保護司会-活動報告2023

　天白保護区保護司会各部報告2023年度

令和4年度は名古屋保護観察所の観察官をお招きして、

地域別定例研修会を開催しました。

テーマは第１回「性犯罪者の処遇について」

第２回「特定少年の新しい保護処分について」として講演をいただき研鑽しました。

また、自主研修会「なごやか会」を２回開き、新任保護司の方を中心に平素の更生保護活動における問題点を提起し、先輩保護司の方から助言を頂き活発な意見交換がなされました。

協力組織部は保護観察対象者に対し、幅広い範囲での雇用の拡大を推進するため協力雇用主企業の開拓と支援を主な目的として活動しています。

従来からご協力いただいている企業主に加え、新たに参入を希望される企業を支援のために、令和２年３月に「天白保護区協力雇用主会」を設立いたしました。

さらに一層の活動強化を図ってまいります。

会員企業と保護司との親睦・交流を目的として「天白みどりの会」ゴルフコンペを開催し、有益な情報交換及び、今後の展開などについて情熱あふれる活発な論議を交わしています。

犯罪予防部では、犯罪に手を染める人や犯罪被害に遭う人を無くすような活動に取り組んでいます。刑法犯検挙者中の再犯率は50％超となり再犯防止対策が重要な課題となっています。

犯罪に係わって困っている人のための窓口になる仕組みの構築や、少年犯罪防止対策として、学校での講演活動の実施を今年度の目標にしたいと思います。

保護司会は「保護観察」の他に、社会を明るくする運動など地域社会と一体となって様々な活動を行っています。

総務部はこうした活動を円滑に進めるために、保護司会の活動を補佐しています。

また活動のノウハウを「見える化」して蓄積すべく取り組んでいます。また皆様のご協力のもと、第７号を発刊することが出来ました。