令和5年9月4日研修事業の一環として三重刑務所を視察してきました。
三重刑務所は、明治10年発足で大正5年に現在地に移転、レンガ組みの重厚な監獄正門で「安濃津監獄」の文字が書かれており、荘厳で歴史的価値も高い印象でした。
収容定員は702人、区分としては犯罪傾向の進んでいない男子受刑者となっています。受刑者はそれぞれ与えられた作業を黙々とこなしていました。一人一人の心の中まではわかりませんが、過去の自分と真摯に向き合っている貴重な時間だと思いますし、我々保護司は不安を抱えて出所してくる彼らにしっかりと寄り添っていかなければならないと改めて感じました。