天白保護区保護司会 各部報告2024年度


研修部

令和5年9月4日研修事業の一環として三重刑務所を視察してきました。
三重刑務所は、明治10年発足で大正5年に現在地に移転、レンガ組みの重厚な監獄正門で「安濃津監獄」の文字が書かれており、荘厳で歴史的価値も高い印象でした。
収容定員は702人、区分としては犯罪傾向の進んでいない男子受刑者となっています。受刑者はそれぞれ与えられた作業を黙々とこなしていました。一人一人の心の中まではわかりませんが、過去の自分と真摯に向き合っている貴重な時間だと思いますし、我々保護司は不安を抱えて出所してくる彼らにしっかりと寄り添っていかなければならないと改めて感じました。



協力組織部

協力組織部は保護観察対象者に対し、幅広い範囲での雇用の拡大を推進するため協力雇用主企業の開拓と支援を主な目的として活動しています。
従来からご協力いただいている企業主に加え、新たに参入を希望される企業を支援のために、令和2年3月に「天白保護区協力雇用主会」を設立いたしました。
さらに一層の活動強化を図ってまいります。
会員企業と保護司との親睦・交流を目的として「天白みどりの会」ゴルフコンペを開催し、有益な情報交換及び、今後の展開などについて情熱あふれる活発な論議を交わしています。



犯罪予防部

令和5年7月6日 地下鉄植田駅・平針駅の2駅にて、天白保護区保護司会と天白更生保護女性会の合同で、「第73回社会を明るくする運動」の街頭キャンペーンを行いました。
当日の名古屋の最高気温は34.3度!
区役所職員も合わせて60名の参加者は。猛暑の中
「社会を明るくする運動」の大きな横断幕とのぼり旗を掲げ、行き交う地域の人達に啓発物品の「うちわ」などを配り、
更生保護に関心を持ってもらうために声をかけ
汗だくになりながら、まさに命を懸け
活動に臨みました。



総務部

第73回「社会を明るくする運動」のミニ集会を天白区内8学区で開催することができました。この運動は全ての国民が犯罪や非行の防止や更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、安全で安心な明るい地域社会を築こうとするのが目的です。各学区でそれぞれコロナ対策をしっかりした上で、学区ごとの特徴のあるミニ集会が開催されました。
参加された方たちは興味深く話を聞いておられました。
今後も地域の人達と連携して取り組んで参りたいと思います